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指数関数、対数関数
指数関数
このページでは指数関数と対数関数の基本的な考え方を説明していきます。指数関数は
の写像のことです。具体的には、などですね。いくつか値を入れてみましょう。
手計算では、が自然数の時しか計算できませんが、が1増えると、×2という考え方またはが1つ減るなら÷2するという考え方から
が整数の場合まで拡張して写像を考えることができます。今後のためにここで、
について、を底、を指数という名を付けておきましょう。はを3回かけたもので、はを2回かけたものなので、
と計算できます。一般に
が成り立ちます。指数関数の底が同じ数同士の積は指数の足し算で計算できます。はを3回かけた数なので、
底が同じ指数関数は指数の足し算で計算できるので、
と計算できます。一般に
が成り立ちます。これを利用して、などが計算できるようになります。
しかし、などは計算できません。しかしに近い数を探すことはできます。というのは2乗したら2になる数ということなので、では小さすぎますし、では大きすぎます。
いろいろな数を2乗すると、と2に近い数字を見つけることができます。そのため
くらいの数字なのかなと推測できます。ここまでの話で、の指数はでもよいことが分かります。これで指数を有理数まで拡張できます。例えば、なども扱えますね。
3乗してに近い数を探します。
はとの間くらいだとわかりました。一般に有理数をとして、
なので、は回かけてになる数と定義できます。のは実数で良いそうですが、私にはわかりません。
これが指数関数のグラフです。のが1より大きいか小さいかで、2パターンあります。の場合、例えばなどですね。
のように減少していく関数になります。次にの場合です。例えばなどですね。
と単調増加の関数になります。が負の数は考えません。複素数の知識が必要になります。
対数関数
対数関数は
の逆写像です。
なので、
などと計算するということですね。対数でものを底と呼びます。一般に
が成り立ちます。他の対数の計算ルールも見ていきましょう。
まずは
です。なので、この式が成り立ちます。これにより
が計算できます。
素直に計算すればこうなりますが、さらに
となります。一般に
とすると、
これもよく使う計算ですね。を回足すと、
この式も覚えておきましょう。
これが対数関数のグラフです、対数関数の底が1より大きいか小さいかで2パターンあります。まずはの場合です。例えばなどですね。
のように書くこともできます。関数のように単調減少(減り続ける)関数となっています。まで進んでもなので、が大きくなると減少量も緩やかになっていきます。次にの場合ですね。例えばを例に取ると、
となります。こちらは単調増加の関数となっています。に比べ増加する関数になっていますが、が大きくなるとグラフが緩やかになるのは一緒ですね。